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VSCode 標準の 定義へ移動
や 型定義へ移動
などは同じエディタグループ1内で対象の「定義」を開いてしまうため、今見ている自分のコードや定義が見えなくなってしまいます。
本機能拡張は「隣」のエディタグループで「定義」を開くための機能拡張です。
本機能拡張には ... へ移動
で開く先のエディタグループを自動で決定する「自動選択モード」とエディタグループ番号を指定することが出来る「手動選択モード」が用意されています。
デフォルトでは「自動選択モード」のみが有効ですが「手動選択モード」のみを使うことも併用することも出来ます。
インストールすると関数や型の上で開いたコンテキストメニューにサブメニュー 隣で開く
が追加されます。
あとはその中の 定義へ移動
や 型定義へ移動
などを選ぶだけです。
コンフィグの Show Open With Group No Menu
をチェックすると ... へ移動
で開く先のエディタグループを指定出来るメニュー グループを指定して開く
が現れます。
デフォルトのオートモードを表示しないようにするにはコンフィグの Show Open In Side Group Menu
項目のチェックを外してください。
Show Open In Side Group Menu
コンフィグID: open-definition-in-side-group.showOpenInSideGroupMenu
コンテキストメニューに Show Open In Side Group
メニュー項目を表示するかどうかを指定するためのチェックボックスです。
Show Open In Side Group
メニューは ... へ移動
で開く先のエディタグループを自動で決定するモードのメニューです。コンフィグ項目 Allow View Columns
で許可されたエディタグループ番号から自動的に開き先を決定します。
Allow View Columns
コンフィグID: open-definition-in-side-group.allowViewColumns
定義等の表示先として許可する viewColumn
番号をカンマ区切りで設定します。
デフォルトは 1,2,3
です。
例えばあなたがいつも 3 ペインモードで使っていて、定義の表示には必ず 3 つ目のペインで表示したいならば 3
と設定することでそれを実現できます。
あるいは 2,3
と指定すれば、可能な限り 2 番目と 3 番目のペインで交互に表示します。
viewColumn
番号の確認方法コマンドパレットで OpenDefinitionInSideGroup: Check the viewColumn number of the active editor
を選ぶとステータスバーにアクティブなエディターの viewColumn
番号を一定時間表示します。
Show Open With Group No. Menu
コンフィグID: open-definition-in-side-group.showOpenWithGroupNoMenu
コンテキストメニューに グループを指定して開く
メニュー項目を表示するかどうかを指定するためのチェックボックスです。デフォルトは OFF です。
グループを指定して開く
メニューは ... へ移動
項目がサブメニューを持っており、開き先のエディタグループ番号を選ぶ事ができます。
Show Current Editor Group in Manual Mode
コンフィグID: open-definition-in-side-group.showCurrentGroupInManualMode
Show Open With Group No. Menu
が ON の時、カレントのエディタグループ番号を開き先リストに含めるかどうかを指定するチェックボックスです。
この機能拡張のコンセプトが「定義を隣で開く」なのでデフォルトは OFF です。
OpenDefinitionInSideGroup: Go to Definition
コマンドID: open-definition-in-side-group.openDefinitionInSidePane
シンボルの定義を検索し、ジャンプします。 検索結果が複数ある場合は QuickPick メニューでジャンプ先をプレビューしつつ選択できます。
OpenDefinitionInSideGroup: Go to Type Definition
コマンドID: open-definition-in-side-group.openTypeDefinitionInSidePane
シンボルの型定義(interface
など)にジャンプします。
検索結果が複数ある場合は QuickPick メニューでジャンプ先をプレビューしつつ選択できます。
OpenDefinitionInSideGroup: Go to Source Definition
コマンドID: open-definition-in-side-group.openDeclarationInSidePane
通常、シンボルの定義を検索し、ジャンプします。(既知の問題のソース定義に移動
の挙動を参照して下さい)
検索結果が複数ある場合は QuickPick メニューでジャンプ先をプレビューしつつ選択できます。
OpenDefinitionInSideGroup: Go to Implementations
コマンドID: open-definition-in-side-group.openImplementationInSidePane
抽象クラスやインターフェースの実装クラスへジャンプします。 検索結果が複数ある場合は QuickPick メニューでジャンプ先をプレビューしつつ選択できます。
OpenDefinitionInSideGroup: Go to References
コマンドID: open-definition-in-side-group.openReferenceInSidePane
シンボルの参照元(使用箇所)を検索しジャンプします。 検索結果が複数ある場合は QuickPick メニューでジャンプ先をプレビューしつつ選択できます。
OpenDefinitionInSideGroup: Show viewColumn number
コマンドID: open-definition-in-side-group.showViewColumn
アクティブエディタの viewColumn
番号をステータスバーに一定時間表示します。
ソース定義に移動
の挙動ソース定義に移動
と完全に同じ挙動を返す組み込みコマンドが現在提供されていないため、(ソース定義に移動
と同じように)ほとんどのケースで 定義へ移動
と同じ挙動をします。
隣で開く
サブメニューが表示される問題本来であれば非プログラミング言語系のエディタでコンテキストメニューを開いたとき 隣で開く
サブメニューは表示されるべきではありませんが表示される状態にあります。
これは非プログラミング言語系の場合に表示しないようにしようとするとメニューの表示・非表示が不安定になってしまう2問題があるためです。
検討した結果、使いたいときに確実に 隣で開く
が使える方がユーザーにとって有益と判断し、常に表示される仕様を選択しました。
したがってこの問題は仕様です。